大宮のみなさまと描く
地域のワクワクする未来!

2025年3月2日、JR大宮駅西口イベントスペースで、エキュート20周年を記念したイベント「Good for DAY」が開催されました。

埼玉や大宮の魅力をたっぷり味わえる1日限りのこの特別なイベントには、多くの来場者が訪れ、会場は笑顔と活気にあふれました。マーケットやワークショップ、スペシャルトークショーや街歩きなど、多彩な企画が盛りだくさん。訪れた人々が思い思いに楽しむ様子が印象的だったイベントの模様をお届けします。

執筆:船寄洋之 / 写真:苅部太郎

オープニングトーク

イベントは、エキュート大宮の販売促進担当として20周年プロジェクトのリーダーを務める小山佳純さんの挨拶から始まりました。

エキュート大宮・小山佳純さん

「エキュート大宮は、今年の3月5日で20周年を迎えます。これまで支えてくださったみなさまへの感謝を込めて、本日は埼玉や大宮の魅力をたっぷり詰め込んだ企画をご用意しました。エキュート大宮は今後も地域のみなさまとつながりを深めながら、より素敵なひとときをお届けしていきます」と語り、イベントのスタートを告げました。

「埼玉の逆襲」スペシャルステージ

いよいよ始まった「Good for DAY」。バラエティ番組『埼玉の逆襲』(J:COMチャンネル)のスペシャルステージには、さいたま市出身のピン芸人・小石田純一さんと、番組キャラクターの「たまやん。」が登場しました。

小石田純一さん(左)と『埼玉の逆襲』番組キャラクター「たまやん。」(右)

小石田さんは「トレンディー!」とおなじみのフレーズで観客を盛り上げ、一組目のゲストである大宮駅長・緑川清士さんを迎え、軽快なトークを繰り広げました。

大宮駅長・緑川清士さん(左)

緑川駅長は「大宮駅は今年の3月16日で開業140周年を迎えます。これからも地域とともに歩んでいきたい」と語り、小石田さんは「僕の大宮駅の思い出は、新幹線開通時に父と見に来たこと。でも幼すぎて記憶はゼロです!」と会場の笑いを誘いました。

さらに、小石田さんが「面白かったら大宮駅140周年のPR大使にしてほしい!」と懇願しつつ、即興で「お・お・み・や」のトレンディーなあいうえお作文を披露。作文が好評だっため、緑川駅長は「PR大使、真剣に考えます!」と応じる場面もあり、大盛況となりました。果たして、小石田さんは大宮駅PR大使になれるのか。今後の展開に注目です!

続いて、二組目のゲストとして、さいたま市を拠点に活動するフリースタイルバスケットボールチーム・Buzz Light Ballerのみなさん(きよまろさん、しゃにをさん、Jさん)が登場。2019年の結成以来、国内外のイベントでパフォーマンスを披露し、独自のスタイルで多くのファンを魅了しています。

華麗なパフォーマンスを披露するBuzz Light Baller

そんなBuzz Light Ballerが、フリースタイルバスケットボールパフォーマンスを披露。音楽に合わせてボールを自在に操る華麗な技の数々に、観客は息を呑み、技が決まるたびに会場には大きな拍手が沸き起こりました。

さらに、Buzz Light Ballerと小石田さんとのコラボ企画「カウントダウンチャレンジ」も開催。Buzz Light Ballerのきよまろさんがバスケットボールを指で回し、それを小石田さんが持つペンの先で支え続けるという難易度の高い技に挑みました。緊張が高まるなか、見事成功!

成功を祝して、先着100名の来場者には、エキュート大宮20周年記念オリジナルデザイン商品がプレゼントされました。

プレゼントされた、エキュート大宮20周年記念オリジナルデザイン商品

※「埼玉の逆襲」スペシャルステージの模様はYouTube「LOVE埼玉チャンネル」でご覧いただけます。

ユーハイムのバウムクーヘン振る舞い

エキュート20周年を記念し、洋菓子店の「マイスターシュトュック ユーハイム エキュート大宮店」が、20層に焼き上げたバウムクーヘンを用意し、200名に振る舞いました。来場者は嬉しそうに受け取り、その味を楽しんでいました。

盆栽ワークショップ

大宮が誇る伝統文化「盆栽」を体験できるワークショップも大盛況でした。

講師の藤樹園・髙木英和さんがレクチャーし、参加者は鉢選びや剪定のポイントを学びながら、オリジナルの盆栽を作成。完成した作品を手に、満足そうな笑顔が広がりました。

講師の藤樹園・髙木英和さん

真剣な眼差しで、盆栽と向き合う参加者

氷川参道を巡る街歩き

当日は、イベント会場を飛び出し、大宮駅から氷川神社までの道のりをたどる街歩きイベントも開催しました。

3月とは思えない陽気の中、氷川神社へ

道中、見つけたものをビンゴ形式で探す「お散歩ビンゴ」も楽しみました

ユニークな本が並ぶ『本と喫茶 夢中飛行』にも立ち寄りました

氷川神社到着後は、権禰宜(ごんねぎ)の遠藤胤也さんが神社の歴史や神社の起源と言われている「蛇の池」を説明し、参加者は熱心に耳を傾けていました。

氷川神社・遠藤胤也さんのお話に、参加者も興味津々でした

参加者はのんびりと街歩きを楽しみながら、大宮の歴史や文化に触れ、街の魅力を深く知る機会となりました。

JR大宮駅・駅長トーク

緑川駅長と駅員によるトークショーでは、大宮駅の140周年の歴史や、今後の展望について語られました。

JR大宮駅のみなさん

緑川駅長は「多くのお客さまにご利用いただき、地域のみなさまに長年愛されてきたことへの感謝を込めて、140周年を迎える今年は、グッズ販売や催し物など、さまざまな企画を用意しました。ぜひ大宮駅に足を運び、一緒に楽しんでいただければと思います」と述べ、来場者から大きな拍手が送られました。

大宮写真館 ~笑顔を未来に残す~

JR大宮駅のみなさんも笑顔でパシャリ!

会場には「大宮写真館」も特設され、写真家のminocamoさんが来場者の思い出の一枚を撮影。背景には、新幹線や大宮ナポリタンなど、大宮ゆかりのモチーフが描かれた特製パネルが設置され、写真を通して大宮の魅力を形に残す特別な空間となりました。

JR大宮駅のみなさんも笑顔でパシャリ!

撮影を担当した、minocamoさんは「今日の笑顔を残して、エキュート大宮の40周年のときにもここでまたお会いできたら嬉しいです」とコメント。親子連れや友人同士、カップルなど、さまざまな来場者が写真撮影を楽しみ、会場は終始賑わいを見せていました。

写真家のminocamoさん

大宮写真館で撮影された写真|撮影:minocamo

地元の魅力がたっぷり詰まったマーケット

埼玉や大宮で活動する14の店舗や団体が出店したマーケットでは、地元の味や特産品が並び、多くの人が買い物を楽しみました。

出店のひとつ、「あきないキッズ」は、子どもと一緒に「農業体験」をしながら、収穫した農作物を販売する商売体験を通じて「マネー教育」も行うプロジェクト。この日は、さいたま市の畑で子どもたちと収穫したサツマイモを販売しました。

「あきないキッズ」代表の星野邦敏さん親子が販売

また、さいたま市見沼田んぼや芝川周辺に残る自然資産を活用し、手仕事や遊びを楽しむコミュニティ「Pomotaka’s ヌマーランド」は、農薬を使わずに手植えをし、天日干しで収穫した米や、その米を使った甘酒などを販売しました。

「Pomotaka’s ヌマーランド」のみなさん

そのほか、「ハンドメイドと雑貨のお店mini*」(雑貨)、「Changi Cookies」(焼き菓子)、「あの日のはごたえ」(きくらげ)、「大宮029」(ハム、ベーコン、ソーセージ)、「塚本郷~Re農vation」(活動紹介、グッズ販売)、「メルカドMaya」(ブリトー、メキシコ雑貨)、「善収庵 大こくや」(和菓子)、「しょうがのむし」(発酵ジンジャーエール)、「オオミヤシマイ」(お弁当)、「atelier TSUMUGU」(薬膳グラノーラ)、「食べること研究所」(調味料、もなか)など、バラエティ豊かなお店が並びました。来場者は足を止めて試食を楽しんだり、スタッフと会話を弾ませたりと、終始にぎやかな雰囲気に包まれていました。

「あの日のはごたえ」ではきくらげを販売

「しょうがのむし」のドリンク販売

「オオミヤシマイ」発菜膳ランチボックス

「Changi Cookies」ではチャイのサービスも

さらに、大宮のシンボル的な商業施設・大宮アルシェが手掛けるヒット商品「大宮ガチャタマ」も登場。

ガチャを回した方には、この日のために用意された限定の「ecute Omiya 20th Anniversary」ロゴキーホルダーがプレゼントされました。

激レアな「ecute Omiya 20th Anniversary」ロゴキーホルダー

笑顔とつながりに包まれた1日

埼玉や大宮の魅力がたっぷり詰まった1日。20周年プロジェクトのリーダー・小山さんはこの日を振り返り、「今日1日でたくさんのつながりが生まれました。まさに『Good for DAY』だったと感じています。これからも地域のみなさまとともに、エキュート大宮を通じて楽しさや笑顔をお届けしていきます」と感謝の言葉を述べました。

終始笑顔に包まれた「Good for DAY」。エキュート大宮の20周年を祝うにふさわしい、温かく賑やかな1日となりました。